この課題は特定の学校に固有のものではなく、意思決定者が複数いる進路選択の構造から生まれます。ここでは具体的な学校名や数値ではなく、課題の起き方と、設計で押さえる考え方を整理しています。
Pattern学校・教育
情報量は多いのに、生徒と保護者が必要な情報にたどり着けない
意思決定者(生徒本人/保護者)を分けずに情報を並べると、どちらの判断も進まない。
公開 2026.07.05
Situation
よくある状況
サイトの掲載情報は十分にあるのに、資料請求やオープンキャンパス申込に至らない。トップから申込までの導線が深く、保護者が費用・進路の情報を探しあぐねている——学校サイトでよく見られる状況です。
なぜ起きるか
- 受験を検討する生徒本人と、費用・進路・安全性を確認する保護者では、見たい情報も判断のタイミングも異なる。両者を分けずに一つの導線へ流すと、どちらの意思決定も途中で止まる。
- 情報を「あるべき項目」で網羅的に並べた結果、更新のたびにページが増え、最新情報がどこにあるか分かりにくくなる。
- 資料請求・申込という行動の入口が、各ページの深い階層に埋もれている。
解き方の型
- 1まず意思決定者を「生徒本人」「保護者」に分け、それぞれが判断に使う情報を洗い出す。
- 2保護者向けの情報(費用・進路実績・安全面)を一つの動線に集約し、分散させない。
- 3資料請求・オープンキャンパス申込の入口を、各導線の前面に固定的に置く。
- 4広報担当が更新できる範囲を先に定義し、増改築で導線が崩れない運用ルールにする。
陥りやすい失敗
- 「情報を増やす」ことを改善と捉え、導線ではなくページ数を足してしまう。
- 生徒向けの訴求トーンで保護者向けページまで作り、費用や進路の判断材料が薄くなる。
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